この度、金谷文則名誉教授が2025年3月24〜28日にアメリカ ワシントンD.C.で開催されました、第16回国際手外科学会連合(IFSSH) にてPioneer of Hand Surgeryを受賞されましたので、ご報告いたします。
以下、金谷教授ご本人からのコメントです。
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第16回国際手外科学会連合(IFSSH) Pioneer of Hand Surgery受賞して
琉球大学 整形外科 名誉教授
金谷文則
私は整形外科の中でも手外科(上肢外科)を専門としています。1966年に発足した国際手外科学会連合(IFSSH)は世界63カ国(中国語手外科連合含む)の手外科学会が加盟する団体で3年に一度開催される学術集会で手外科先駆者(pioneer of hand surgery)を選考します。過去に243名が選考され、私の恩師故田島達也先生(新潟大学名誉教授、第3回IFSSH 会長)も第6回IFSSH(Helsinki 1995)でpioneer of hand surgeryを受賞されています。私も今回受賞する栄誉を授かり、非常に光栄に思っています。
第16回IFSSHは 2025年3月24〜28日にアメリカ ワシントンD.C.で開催されました。Washington D.C.の中心でアメリカ大統領公邸であるホワイトハウスやスミソニアン博物館(世界三大博物館の一つ)近くのマリオット・マーキーズホテル(写真1)の地下2,3,4階が会場(写真2)であり、開会式でDr. Daniel Nagle(IFSSH president)から賞状を受け取りました(写真3)。
開会式のあとのレセプションでは以前研修していたケンタッキー州ルイビル手外科の同級生と35年ぶりの再開を祝しました(写真4)。会場から数ブロック歩いたスミソニアン博物館近くの公園では前後にワシントン記念塔や議事堂も見えました(写真5)。ワシントンは桜まつりの期間(3/20〜4/13)でしたが、満開は帰国後だったのが残念です。
Pioneer of Hand Surgeryの受賞資格が70歳以上であり今回の受賞は予想しておりませんでしたが、私にとっては大変な栄誉でありルイビルの先輩や同期生と大変楽しいひとときを過ごすことができました。今回は突然の受賞通知にもかかわらず快く送り出していただいたスタッフの皆様に感謝いたします。

写真1 IFSSH 学会場 マリオットマーキーズ ホテル 写真2 第1会場(地下3階) 写真3 金谷とDr. Nagel, president IFSSH
写真4 左から金谷, Dr. Pignataro(ブラジル)、 写真5-A ワシントン記念塔 写真5-B アメリカ議事堂
Mr.Berger(オーストラリア)

写真5-C スミソニアン博物館
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